4.1beta9
ブートさせるサーバのセットアップ
debina 4.0(etch) を例に説明します。検証環境はIPnuts上のvserverで作りました。
ネットワークブート
4.1beta9では、ネットワークブートのサーバをセットアップすることで、サーバから カーネル、ルートファイル、パッケージ(NFSサーバをpkgdevに指定した場合)をサーバからロードすることができます。
設定ファイルなどを保存するブートディスク(USBメモリ)は必要です。
ネットワークブートするクライアントのネットワークカードはPXEに対応している必要がありますが、 以下のリンクを参考にして、ハードが対応していなくてもネットワークブートさせることもできます。 PXEに対応している場合は、ネットーワークブートするようにBIOSを設定してください。
http://etherboot.org/ 以下の説明と違った起動もできそうです。挑戦してみてください。
以下の手順では、サーバ側は次の3つのサーバを設定する必要があります。
- tftpサーバ
- dhcpサーバ
- nfsサーバ
設定例の環境
- tftpサーバ:192.168.0.10
ブートするIPnuts
- mac: 00:11:22:33:44:55
- ブート時のアドレス:192.168.0.21
tftpd サーバ
#apt-get install tftpd-hpa
デーモンとして走らせずに、inetdで動かします。
/etc/inetd.conf の設定部分。
tftp dgram udp wait root /usr/sbin/in.tftpd /usr/sbin/in.tftpd -s /var/lib/tftpboot
/var/lib/tftpboot上に環境を作ります。ここには次の3つのファイルを置きます
- カーネル CD-ROM内の /isolinux/linux620.d01(4.1b9の場合)
- ルートファイル CD-ROM内の /isolinux/root620e.004(4.1b9の場合)
- pxelinux.0
pxelinux.0 は syslinuxをインストールすると
#apt-get install syslinux
/usr/lib/syslinux内にあります。 最新版はhttp://www.kernel.org/pub/linux/utils/boot/syslinux/ から syslinuxのソースをダウンロードするとありますが、最新版はgpxelinux.0になっているようです。 展開すると入っています。 参考ページ:
設定ファイルは /var/lib/tftpboot/pxelinux.cfg/ 内に作ります。
ファイル名でクライアントをします。macアドレスでしてする場合は、ファイル名は頭に01-をつけて
- 01-00-11-22-33-44-55
になります。
IPアドレスで指定する場合は、16進数にして
です。
にすると 192.168.0.0/24のクライアントすべての共通の設定になります。
内容ですが、syslinux.cfgとほぼ同じです。
- ipappend 1
が必要です。
設定例:pxelinux.cfg/01-00-11-22-33-44-55
display syslinux.dpy prompt 1 timeout 50 implicit 0 serial 0 19200 default linux620.d01 console=ttyS0,19200 console=tty0 label linux620.d01 kernel linux620.d01 append initrd=root620e.004 pkgdev=NFSサーバ:packagesのあるパス:nfs removable=none ipappend 1
例では pkgdevにNFSサーバを指定しています。CDROMのpackagesディレクトリのあるパスを指定します。
pkgdevを指定しない場合は、CDROMまたは、ブートディスクにpackagesディレクトリが必要です。
CDROMからpackagesを読み込ませるには cdboot を追加してください。
DHCPサーバ
dhcp3-serverサーバをインストールします。
#apt-get install dhcp3-server
DHCP サーバにmacアドレスを登録して、BOOTPのためのtftpサーバを指定します。
/etc/dhcp3/dhcpd.confの設定部分:
group{
next-server 192.168.0.10;
filename "pxelinux.0";
host host1{
hardware ethernet 00:11:22:33:44:55;
fixed-address 192.168.0.21
}
}
NFSサーバ
検証では、他のNFSサーバ使用してるので、詳細は省きます。
CDROM内のpackagesまたは、packagesをコピーしたパスをクライアントがマウントできるように設定してください。
また、クライアントのアドレスを/etc/hostsに設定してください。
起動
サーバの設定ができたら、ネットワークブートさせるマシンにブートディスク(USBメモリ)をつけて、電源を入れてください。
